1 | 2 | 3 | 4 | TOTAL | |
---|---|---|---|---|---|
新座リトルクロメーズ | 0 | 1 | 3 | 2 | 6 |
あさかスリースターズ | 4 | 1 | 3 | - | 8 |
清瀬フレンドリー 第3戦目
新座リトルクロメーズさんとの試合。
2ヶ月ぶりの3年生の公式戦でしたが、来月のスプラウトに向けてチームを再度作っていくための大事な試金石となる試合。
スリスタ後攻で始まったこの試合。
先発のチヒロは今日も立ち上がりから安定のピッチングで、一回は振り逃げの打者を含めて上位打線から4三振を奪います。
その裏、フォアボールで出塁したランナーを2人置き、今日三番に入ったミユがライトオーバーのタイムリーツーベースで先制点を奪います。
今日のミユはその後もエラーを誘う痛烈な打球を放ち出塁するなどクリーンアップの仕事を果たします。
一回表の攻撃は、途中相手先発ピッチャーのケガでの降板などがありましたが結局4点を奪い試合を優位に進めます。
2回表。
2本のヒットで1点を失いますが、二つの三振を奪いピンチを切り抜けます。ランナーを背負いながらも落ち着いて投げられました。
2回裏、9番でスタメンのタイラがサードの頭をワンバウンドで越えるヒットで出塁します。
セカンド牽制に引っかかりますがそれが相手のミスを誘いホームに生還。大きな追加点を奪います。
3回のマウンドもチヒロが上がります。
先頭打者の当たりはセカンド左の難しい打球でしたがミユが華麗にさばきワンアウト。
しかしそこからヒットと自らのエラーでピンチを背負います。
2巡目でタイミングが合ってきた相手打線に苦しめられながら、なんとか相手の追撃を3点でしのぎます。
今日のチヒロは最後は失点しましたが、全体としては上々のピッチングでした。
3回を投げ球数はちょうど50球。
被安打4、無四球、奪三振8(振り逃げ含む)。
打者16人に対し初球ストライクが11。
球速もグンと上がった気がしますし、何より無四球だったのが素晴らしかったです。
さて、一点差に詰め寄られた3回裏。
ミユ、チヒロの連打(記録上はエラー)でチャンスを作りケントの振り逃げの間に1点目。ハヤトの痛烈な一塁ゴロの間に2点目。そして、公式戦初打席の代打サクラが追い込まれながらもバットに当て、その間に3点目をもぎ取ります。
練習でも14メートルから投げた球をあまり打たせてなかったのでまさかバットに当てることができるとは思いませんでした、、
物おじしない性格もさることながら、野球においてもすごいポテンシャルを感じました。
続く代打のアラタもいい当たりでしたが得点にはつながらず、4点差で最終回を迎えます。
マウンドはケント。
チヒロの球数に余裕がありましたが、練習の中でのピッチングでチヒロに次いでストライク率が高く、試合前の投球練習でもいい球をバンバン放ってたので信頼して送り出せました。
この回先頭バッターをエラー出しますが次のバッターを三振でワンアウト。
続くバッターにツーベースを撃たれてさらにエラーで2点を奪われます。
打ち取ったあたりがなかなかアウトにならず苦しい展開。
初背番号の駒田コーチのアドバイスも熱を帯びる中、最後は意地の投球で三振を奪い、なんとか逃げ切ります。
ケントは味方のミスもあり、苦しみながらも一回を投げきり球数35、被安打1、四球1、奪三振3という内容でした。
来月のスプラウトを戦うために3年生以下で計算できる投手が何枚か必要だったため、ケントの粘投は今日1番の収穫でした。
そして影のMVPは何度もショートバウンドをキャッチし、三塁ランナーの生還を許さなかったキャッチャーのコウシロウだったと思います。
特に最終回は何度も三塁まで進塁を許しいつひっくり返されてもおかしくない展開でしたがコウシロウのおかげで2点で食い止めることができたと思います。
平野コーチ、ありがとうございます。
そして、結果的にタイラのヒットとサクラのピッチャーゴロで入った2点が大きな意味を持ったことも忘れてはいけないと思います。
ここに名前の上がってない選手もみんな何かしらの形で貢献してくれました。
最後は逆転されたとしてもいい経験と思い選手に任せたので、この勝利は選手たち自らが勝ち取った勝利と言えると思います。
ジリジリと追い詰められる苦しい試合を勝ち切ったこと。ベンチメンバーも含め全員がチームの勝利に貢献できたこと。
選手たちにとって本当に貴重な経験と自信を得られる試合になったと思います。
リトルクロメーズさんは上の学年同様パワフルな打撃と、随所に出る好プレーが印象的でした。
先発ピッチャーがケガで降板しなかったらどんな展開になっていたかわかりませんでした。
これからも対戦することはあると思うので、また良い試合をできるようにレベルアップしたいと思います。
ありがとうございました。