1234TOTAL
あさかスリースターズ11204
クラウン270-9

 

 

秋季東西Cクラス 一回戦

東久留米市のクラウンさんとの対戦でした。
 
試合開始前のノックからまとまりのある相手チームの守備を観て、苦戦が予想されたこの試合。
先行はスリスタ。
一番リリ、二番タケルはいい当たりのゴロを放ちますがどちらも相手ショートの好守備に阻まれツーアウト。
3人で終わりたくない場面で、続くコウシロウは四球で出塁し、盗塁で3塁へ。
チャンスで四番のチヒロはツーナッシングと追い込まれながらもフルカウントまでボールを選び、その後放った打球がファーストのエラーを誘い1点を先制します。
 
1回裏。
先発は2試合目となるサクラ。
前回立ち上がりに不安定さを残しましたが今回はそれ克服できるか。
試合前に少し多めに投げ込んでマウンドに上がりました。
この日は先頭バッターに対し四球を与えその後不運なエラーで失点も後続を三者連続三振に切って取ります。
前回同様ハマった時のピッチングは目を見張るものがあります。
 
2回表。
四球で出たマヒロが相手エラーで2点目のホームを踏み同点。
ハヤトも出塁しましたが三盗に失敗し三振ゲッツーとなかなか波に乗れません。
この辺り、二塁牽制されてもリードを狭めることなく良いスタートが切れるように、チームとして取り組んで行かなければと感じました。
 
続く2回裏。
サクラが突如コントロールを乱し、四者連続四死球で得点を許します。
初回に相手のクリーンナップを三者連続三振にとり、この回は6番からの下位打線。
冷静に考えるとしっかりストライクさえ取れば抑えられるはず。
この辺りを理解してピッチングできればもっと試合をまとめられると思います。
1イニングは抑えられるようになりました。
次は2イニング、3イニングと良いピッチングで試合を作ることを課題として今後も取り組んでいこう。
 
試合の方は相手打線が二巡目に入ったタイミングでチヒロにスイッチ。
サクラの速球の後ということもあり、目が慣れた相手打線に捕まります。
結果は3本のヒットとエラーで結局ワンアウトも取れず7点取られチェンジとなります。
ランナーが溜まった苦しい場面でのマウンドで少しかわいそうなところもありましたが、チヒロには流れを変えるピッチングができるよう奮起を期待したいですね。
チヒロならできる。
 
3回は一番からの好打順。
リリの打球は今度は二遊間の難しいところに飛び、内野安打となります。
リリはここのところ5年生の速い球を打っているせいか、ファーストストライクからどんどんスイングして、しっかりミートできるようになってきたと思います。
その後二番のタケルは四球で歩き、四番のチヒロが右中間への痛烈な二塁打を放ち、この回2点を返します。
突き放された後、チームが意気消沈しかけたタイミングなだけに今後につながる大きな2点だったと思います。
 
3回裏のマウンドはリリ。
先頭、次打者を続けてセカンドゴロ。これをミユが落ち着いて捌いてツーアウト。
そして続くバッターを三振に切ってとり、この試合初めて0のイニングを作る見事なピッチング。
対戦した3人の打者のうち二人にフルカウントまで持っていかれましたが、四球を出さなかったのは好材料だと思います。
これを自信にして次も良いピッチングを期待したいです。
 
試合の方はその後得点を奪えず4-9でゲームセット。
監督からも話がありましたが、みんな現段階で持てる力は出せたんではないかと思います。
バッティングは積極的にスイングし相手投手陣の速球にも対応できてましたし、守りの方も目立ったミスもそれほどなく、試合をまとめることができました。
キャッチャーチヒロのセカンド送球、サード送球ももう少しでアウト、というタイミングまできました。
ノーサインで果敢に盗塁もできました。
 
しかし、一発勝負のトーナメントです。
春に続いての悔しい一回戦敗退をチーム全員でどう捉えるか。
来月に順延になった朝霞市学年別(トーナメント)1回戦を今年のハイライトにすべく、更なる課題克服とレベルアップに取り組んでいきましょう。
 
今日の相手のクラウンさんはバッテリーを中心にまとまりがあり、総合力の高い野球をされていました。
二遊間をはじめ女子選手も多く、スリスタにとってお手本となるようなチームでした。
もし次に対戦できる機会があったら、試合以外で選手同士でも会話ができるような時間が作れると良いなと勝手に思っています。
もしチャンスがあればよろしくお願いします。ありがとうございました。