1234TOTAL
若松ブルーウィングス00246
あさかスリースターズ03126

スマイルカップ最終戦。

若松ブルーウィングスさんとの試合。

 

先発チヒロは2回を完璧におさえゲームを作りました。

コウシロウ1安打、ミユ2安打、チヒロ2安打、タケル2安打、タイラ1安打と、ヒットもたくさん打ちました。

走塁でもみんないいスタートをきり、積極的に次の塁を狙うことができました。

ヒットはありませんでしたが2度出塁したシュンが、内野ゴロでセカンドから迷うことなくホームに突っ込んだ走塁は素晴らしかったです。

引き分けに終わりましたが内容としてはとても良かったと思います。

 

若松さん、ありがとうございました!

 

 

さて、今回はスマイルカップ決勝進出という明確な目標をみんなで共有し、そのためにどういう勝ち方をすればそれを達成できるかを理解してもらった上で試合にのぞみましたが、残念ながら目標は達成できませんでした。

たった1点たりませんでした。

 

野球はチームスポーツです。チームスポーツで大事なのは、個人としてどのような結果だったか。ではなく、チームとして目標を立て、それに向かう中で仲間の活躍を一緒に喜び、ミスを励まし、常に状況を把握し、勝つためにはどうしたら良いかを自分で考え判断し、みんなで目標を達成することだと思っています。

やらされるのではなく自分達で試合を、チームを作っていく。そのためには選手個々の主体性が必要不可欠なのです。

 

試合に勝ちきれなかったことについては私たちの責任です。ミスも出て当然。それについて選手は何も責任を感じることはありません。最後のキャッチャーが後逸した場面はタイミングはアウトでしたが、三塁ランナーコーチに立っていた私がチヒロにストップをかけなければもしかしたらサヨナラ勝ちできていたかもしれません。

その判断ができなかったことを含め、勝たせてあげられなかった点について頑張った選手たちに申し訳なく思っています。

 

活躍した選手をみんなで讃えて選手に成功体験を重ねてもらうことは大切です。

仲間のための良い声掛けや、チームのために人がやりたがらないことをやってくれた子の行動を見逃さず感謝を伝えることも大切です。

一方で、チームスポーツの根幹にある最低限のルールが徹底できなかったという課題について、目を背けずにしっかり選手に説明し、克服する作業もチームが成長していく上で非常に大切な作業だと思いますし、ひいては選手一人一人の主体性を伸ばすことにつながると思っています。

 

試合後の監督の話にもありましたが、今日で言うとランナー1塁で次打者が長打を打ってもエンタイトルツーベースになり点は入らないため、最低限盗塁で2塁に進めておきたい。ですが、〈まて〉のサインを理解できてなくて、、と言うところです。これ理解するのはなかなか難しいんですが、そのためにサインというものがありまして、サインについてうるさくいうのはそのためです。これについては今後もチーム全体の課題として取り組んで行かなければと思います。あと今日は大人がランナーコーチに立ちましたが、今後は選手にもっとこの役割の重要性を伝え、選手自身が主体性を持ってランナーコーチをできるようになってもらいたいと思っています。チームとしての最低限の決め事を守るということは、個人の集まりから、スリースターズという集団に移行するための第一歩なのです。

 

みんなで決勝の景色を観に行こう!という目標は持ち越しとなりました。

選手たちは本当に立派に戦ったと思いますし、試合を重ねるごとに選手たちの成長も感じることができました。

初戦はみんなでつないでつないで見事な逆転サヨナラ勝利。今日も劣勢に立たされながら最後の最後まで諦めずに攻撃し、同点に追いついたりと、3試合を通してたくさんの〈初めて〉を目撃し、たくさんの感動をもらいました。

シーズンはまだまだ続きます。

今日足りなかった1点を取り返すために、明日からまたコツコツ地道に積み上げていきましょう☆★☆