123TOTAL
東久留米アストロズ55010
あさかスリースターズ50510
猛暑の中のダブルヘッダー1試合目。
最高気温35度を記録したこの日。
自分の体力や集中力をコントロールし、うまく2試合を戦い抜けるか。
先週に引き続き3年生以下は9人ピッタリでのぞみました。
 
ルールは東西Dのレギュレーションを採用。
(70分、5点交代、球数50球、振り逃げなし)
 
先発は前回初先発でなかなかストライクが入らず苦しい投球だったケント。
今日は前回よりはストライクの数も多く、打たせるピッチングができたと思います。
打ち取ったあたりもあったのですが守備の乱れでアウトが取れず、結果1イニング5点取られてチェンジとなりましたが、
四死球は前回の半分の3つ(前回7つ)、初三振も記録するなど、前回よりも落ち着いた投球を見せてくれました。
 
5点を追う一回裏の攻撃。
一番ミユは3球連続ファールで粘ったあと、4球目を綺麗にセンター前へ。
続くコウシロウもヒットで続き3番ショーキチはライトオーバーのツーベース。
鮮やかな3連打で2点を返すとフォアボールで貯めたランナーを8番タイラがサードへの内野安打で結果を出し、5点を取り返します。
 
2回、マウンドは先週の試合で良いピッチングをしたミユ。
こちらもストライク先行のピッチングでよく投げましたが、不運なヒットや、打ち取ったあたりをアウトにできず。、
途中ストレートのフォアボールなどもありこの回も5点を奪われますが、三振も一つ奪うなど全体的にはリズム良く投球できました。
マウンドを重ねるごとに落ち着いてピッチングできている印象ですね。
 
2回裏、9番から始まる攻撃で三者凡退。
結果的にこの回0に抑えられたことが後に響きます。
 
3回のマウンドはチヒロ。
先週の試合では制球を乱し課題を残しましたがこの日はナイスピッチング。
3人を14球で三者三振に打ち取り流れを引き寄せます。
 
5点を追う最終回は3番からの攻撃。
フォアボールとチヒロのヒットでまず1点。
相手の守備の乱れや連続フォアボールもありましたが、最後はミユのショートへの内野安打で同点に追いつきます。
 
試合はここでタイムアップ。
結果として2回の三者凡退が響き、逆転することはできませんでしたが、
相手先発の左投手は小気味良くポンポンとストライクを取ってくる好投手。
その相手によくバットに当て、チャンスを多く作れたところに成長を感じました。
 
はじめて1試合通してキャッチャーを務めたコウシロウですが、
恩師の平野コーチが見つめる中、試合の中で成長がみられるほど生き生きとプレーしていました。
イニング頭の声出しもしっかりできたし、3回のチヒロの球をキャッチするたびに大きな声でピッチャーを盛り立てる姿は名前の通りキラキラ輝いて見えました。
あれだけ声が出ていたことを本人は気づいていたでしょうか。やれと言われてもなかなかできないことを自然とやってしまうコウシロウ。
もしかしたら大物になるかもしれません(笑)
 
課題としてあげたいのは2点。
 
1回先頭打者のなんでもないショートフライをエラーしてしまい、その後リズムが崩れてしまったこと。
初回のファーストプレーというのはその試合の結果を左右してしまうほど大事なプレーです。
ミスは仕方ないのですが、そういう時に誰かが流れを変えるプレーだったり声掛けをすることによってダメージを最小限に抑えることはできると思います。
バックは経験の浅いピッチャーが投げている時に勇気づけられるような守備を。ピッチャーは守備にミスが出ても態度に出さず、淡々とストライクでリズムを作る投球を。
互いが互いのミスをカバーしあえるチームになることでチームが一段上のレベルにステップアップできると思います。
 
あとは3人で攻撃を終えるのと、2アウトからフォアボールでもなんでもいいので1人ランナーが出るのとではその後の展開がまったく違ってくる。ということを理解して、2アウト取られてからどんなバッティングができるか。という所。
 
来週以降の課題として練習に取り組みましょう。
 
東久留米アストロズさんは投手を中心に守備、走塁などよく鍛えられている印象の好チームでした。
またチャンスがあれば是非試合させていただき、決着をつけたいですね。
良い経験をさせていただきありがとうございました!