1 | 2 | 3 | 4 | 5 | TOTAL | |
---|---|---|---|---|---|---|
朝志ヶ丘ジャガーズ | 7 | 2 | 0 | 0 | 0 | 9 |
あさかスリースターズ | 0 | 3 | 0 | 4 | 0 | 7 |
先週の試合での課題、打ち取ったあたりをアウトにする確率を高める。
これを改善するために、昨日から捕球と握り換えを中心に守備練習に取り組んできました。
その練習の成果が少しずつではありますが見えた試合だったと思います。
先発はミユ。
フォアボールでランナーを貯め、4番にいきなり満塁ホームラン。
守備にも少しもたつきがあり、7点を先制されてチェンジという立ち上がりでした。
ミユの課題はコントロール。先頭から4番まですべて初球ボールで、苦しくなって甘くなったところを捉えられています。
あともったいなかったのが打ち取ったピッチャーゴロを焦って一塁に暴投してしまったこと。
やはり打ち取ったあたりをアウトにできないと自分で自分の首をしめてしまいますね。
とはいえまだまだ経験を積んで成長していく段階。イニング後半は徐々にストライクの率も高くなり、結果二つの三振もとりました。
ミユを含め、ショウキチ、チヒロ以外の選手の中から三人目のピッチャーをどう育てていくかが一年間戦っていくための鍵になると思っています。
今後に期待です。
二回は二番手のチヒロ。
先週の試合では2イニング目にボール先行になってしまい逆転のきっかけを与えてしまったことから、
今日は2イニング目をいかにしっかり押さえらえるか。ということを課題に挙げてマウンドに上がりました。
この回対戦した5人中、3人の初球がストライク。
当たっている上位打線につかまり2点を許しますがわずか14球でこの回を乗り切ります。
三回は対戦した5人中4人の初球がストライク。無失点でこの回を切り抜けます。
ストライク先行できた結果、球数も抑えられ2回を29球2失点という上々の結果でした。
課題としていた2イニング目をうまく乗り切れたことを自信にして、次はもっと長いイニングにも挑戦していきたいですね。
三番手のショウキチはさらに安定したピッチング。
4回、対戦した4人の打者全員にストライクから入り、わずか10球でこの回を終えます。
5回、先頭打者に四球を与えますが、後続を落ち着いて打ち取りこの回も0に抑えます。
ショウキチは2回を26球無失点という内容で攻撃にリズムを作ってくれました。
ほか、守りの方で目立ったのは途中出場でライトの守備についたサクラでした。
ベンチから守備位置の指示は特にしてなかったんですが、自分の判断で守備位置を変え、ライトゴロを2つ取りました。
野球というのは、アウトカウントであったり、相手打者のタイプであったり様々な要素が絡んで刻々と状況が変わっていくスポーツです。
同じ状況でも低学年と高学年で違ったりもします。
それを自分の頭で考えてポジションを変えるということがなかなかできない選手が多い中で、サクラはそれを実践しチームに貢献しました。
時に間違ったポジションどりをすることもあると思いますが、その時はベンチが指示して位置を修正すれば良い話で、大切なのは自分で考えて動いた、というところ。
あくまでもプレーするのは選手たち自身だし、100%正しい答えなんて予測できないわけですから、間違えを恐れずもっと自分の考えをグラウンド上で表現できる選手が増えたら良いと思いますし、私たちも選手自身の自主性や判断を否定するのではなく、伸ばしていけるような指導をしていかなければと思いました。
他にもミユとチヒロが相手のスキをつく好走塁を見せてくれるなど、良い判断が結果に結びつくシーンが多くみられました。
少しずつですが野球のルールや点を取るコツのようなものを理解して、グラウンド上で表現できるようになってきたんではないかと思います。
試合の方は2点差まで追い上げましたが最後は力負け。
相手ピッチャーが荒れ玉が多く狙いを絞りにくかったのもあるとは言え、2安打のみで三振も多く喫しました。
こちらは次の試合の課題として、それぞれが課題と収穫をたくさん見つけることができた試合だったと思います。
惜しい試合が続いてますが、明るい兆しも見えてます。
次こそは勝つぞ!!