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朝志ヶ丘ジャガーズ200002
あさかスリースターズ0139417

今年最後の練習試合。

 

相手のジャガーズさんの3年生以下はスプラウトで勝ち残っているため今日は四年生プラスこちらからメイヤ、リンタロウ、ハヤトの三年生トリオを貸し出す形で練習試合を行いました。

 

先発はコウキ。

立ち上がりが不安定な事があるのですが今日は非常に安定したピッチング。

2回を281失点という省エネピッチングで試合を作ってくれました。

 

攻撃の方ですが、初回先頭のナルがセカンドに痛烈な当たりを放ちますが惜しくも正面をつきアウトに。

この後相手ピッチャーの速球になかなか手が出ずチャンスを作らせてもらえません。

 

3回はハルト、4回はショウマとヒロトがマウンドに上がりますが、徐々に点差を広げられ、終わってみれば17-3と完敗でした。

やはりこの時期、どのチームも打撃のレベルが上がっていて、ストライクは投げられていても甘い球は痛打されるケースをよく見るようになりました。

来年以降の課題がハッキリ見えた気がします。

 

ノーヒットで迎えた最終回、カズナリがライト前にはじき返しこれがこの試合チーム初ヒット。

そして続くヤマトが詰まりながらもレフト前に待望の初ヒットを打ちました!

ヤマトおめでとう!

 

さて、今日はジャガーズの一員としてフル出場した3年生の3人ですがそれぞれ立派な活躍でした。

メイヤはサード、リンタロウはショート、ハヤトはセンターから一時キャッチャーも経験させてもらいました。

メイヤは打っては三塁強襲の当たりがそのままレフト線を抜けホームラン。

守っても2度のサードゴロを華麗にさばきました。

リンタロウもショートを無難にこなし、打席の方でもしっかりバットに当てて貢献しました。

そしてハヤトは途中から守らせてもらったキャッチャーで、四年生の投げる速くて難しいバウンドもしっかりブロック。

送り出した我々が驚くほどしっかり守ってくれました。

 

「先発フル出場できるチャンスだぞ」「今日はジャガーズの一員として勝利に貢献してくれ」と送り出しましたが、3人とも立派に期待に応えてくれました。

 

なぜこれだけ活躍できたのか。

いつもと違うチームメイトやコーチの中でプレーするのは難しかったと思いますし、もしかしたら悔しい気持ちもあったかもしれません。でも、ジャガーズさんにとてもいいポジションを与えてもらい、彼らなりになんとかチームに貢献しようと頑張ったのだと思います。

 

来年は四年生としてそれぞれのチームを引っ張っていく立場になる3人がこの経験を出来たのはすごく大きい事だと思います。

 

チームプレーというのは「自分ではない誰かのために」という気持ちがあると力以上の結果を生むものです。

チームメイトのため、お父さんお母さんのため、コーチのためでも構いません。

成長していく中で、それに気づく事が出来れば個人としてもチームとしても強くなると思います。

この一年、合同チームの監督をやらせていただきましたが、これが選手たちに1番伝えたかった事です。

 

これを読んでいただいている父母の皆さんには、是非ご家庭でこの事についてお子さんと話し、一緒に考えていただけたら幸いです。

 

今日はとてもいい経験と考えるきっかけをもらいました。ジャガーズさん、ありがとうございました!